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日本勢初のACL制覇を達成した。万歳浦和。
朝6時起床。9時20分病院の送迎車来る。運転手はTさん。WAGON Rはちょい混み気味の川越街道を小さなボディをくねらせながらちょこまかと小器用にヒールアンドトウを駆使して走らせるのは我々庶民が口癖のA さん。10時10分病院到着。25分赤パジャマに着替え病室へ入り透析開始。やれやれ。昼食で看護士に起こされるまで熟睡。寝る前に飲む睡眠誘導材が効いているのやら追加になった血圧降圧剤が効いているのやら。朝夜一錠づつだったのを夜一錠に変えてから口がろれろれのラリッパッパになるのはどうにか回避できたのだが。まぁ、考えようによっちゃ透析の間中寝ていられればそれにこしたことはない。透析終了5分前にまたまた、この野郎!強烈な足のツレがいらっしゃった。痛いいたぁ〜いの絶叫。まったく痛みにこらえ性のないオレでした。16時帰宅。19時から「待ってろミラン」が合い言葉の「浦和REDS対イランのセバハン」戦。やったぁ、明日のスポーツ紙の大見出しは「赤い悪魔がアジアの頂点に立った!J1王者の浦和は、アジアチャンピオンズリーグ決勝第2戦でセパハンと対戦。前半22分にオレの大好きなFW永井が、後半26分にはオレの大好きなMF阿部がゴールし2―0で快勝。2戦合計3―1とし日本勢初のACL制覇を達成した。万歳浦和。よれよれ爺いもミラン戦迄は希望を持って生きられる、かな。21時から女子バレーの「キューバ戦」一セットめを日本がガッツで取った時、二セットめに29対31で取られた時迄「北京」という希望は確かにあった。いい夢見たぜ。全試合見たよ。女子バレーファンが確実に一人出来上がっていた。しん、ERIKA、さおりん。めぐ、ごくろうさま。
| サッカー | 10:37 | comments(0) | - |
我那覇、ロスタイムに代表初得点。
本日も「透析」にでかける。正直言って「しんどい」足が棒のようになっている。しかしなぁ、いかなきゃ死んじゃうし、10年ほど前、いまは開業医になった先生のとき駄々こねて「どーしても苦しくて行かれませんので休ませてください」って医者に電話で相談した事があった。

「這ってでもタクシーに乗って来なさい」その後、オレはその先生と口をきくのも嫌なくらい嫌いになった。もう10年も前の頃の話だ。今じゃ駄々は言わない。はっきりいってオレは駄々を言う年じゃないしね。なんせ還暦を二年過ぎている。

なんでこんな事くどくど言っているかというと、今日は昨日よりは3倍ぐらいも身体は動く、良くなる気配はやっぱりじわじわとあったのである。つまり、くりかえしよ、くりかえし。i-podで通算436回も聴いているB.B. King & Mark Knopflerの「All Over Again」聴いて元気出しながらてこてこ歩きジョギングで昨日30分掛かった駅までの時間はそれでも10分ぐらいに短縮している。

B.B. King & Eric Claptonの「The Thrill Is Gone」もすごい。i-podでみると406回聴いて2位である。またまたたまらんのよこの二人のギターセッション。のけぞるし406回聴いてもあきねぇな。B.B. King の「80」ってアルバムだ。iTmsで売ってるよ。他のメンバーもごついから買って損はないよ。保証する。

相変わらず透析中の肩の痛さはある。後半30分は湯たんぽを肩の下に敷いてもらった。しかし透析が終わってからの息苦しさは生半可じゃない。なんでオレは空気のある地球に生まれちゃったのよ.って感じかな。待合室のテレビでイェメン選やってたけど空気薄いとこで走り回るのってしんどいと思うよ。実感。家に着いてもまだやっていた。我那覇のごちょごちょっていう足技でロスタイムに代表初得点。それにしても日本の終戦直後を思わせるひどいピッチだった。
| サッカー | 01:53 | comments(0) | - |
夜の公園
style="clear:both" />午後、陽気に誘われて家人とコーヒーを飲みに出かける。俺はエスプレッソで敵はアイスココア。TOBU BOOK STOREに寄り川上弘美の「夜の公園』(中央公論新社1400円)を購入。yorunokouenn二回、青年はした。リリはくつろいでいた。青年の身体はしなやかだったが、少しばかり不器用だった。そのことがリリをくつろがさせた。青年は、好き、と言った。リリは答えなかった。
 私ったら、こんなときに正直にならなくてもいいのに、と思ったが、それでもなんとなく、黙っていた。リリは幸夫のときの事を思い浮かべた。それはすぐに思い浮かべられた。たとえば幸夫の顔を思い描くよりも、かんたんに。
 青年は、幸夫がいつもとる体位と違い体位を選んだ。
 ねぇ、何か、飲みたいリリは言った。青年は立ち上がり、冷蔵庫から小さなペットボトルを取り出した。冷蔵庫を開けたとたんに、カルキの匂いが漂ってきた。
 リリは青年のベッドに横たわったまま、じっとカルキの匂いをかいでいた。』


ひさびさの川上弘美の文体だ。しばらくは堪能できそうである。うは。
| サッカー | 01:15 | comments(0) | - |
春樹はSF作家なもので作品はあくまでもSF
ちょっと旧聞に属するが村上春樹が『フランツ・カフカ賞」を受賞した。気の早い日本のマスコミはこれで村上のノーベル文学賞は貰ったもおんなじだよ。的な論調で埋まった。どこをみても大江、川端以来の三人目が確定したかのようなはしゃぎぶりである。と、いうのも04年05年とフランツ・カフカ賞を受賞したオーストラリアの女性作家エルフリーデ・イェリネク氏、と英国の劇作家はハロルド・ヒンター氏が連続してノーベル文学賞を受賞しているからだ。いやね、おれは村上春樹のノーベル賞受賞にいちゃもんつけようなんてこれっぽっちも思っちゃいない。っていうか春樹ファンの俺はシャブリか鹿児島の大好きな芋焼酎『伊佐美」でも仕入れて一人祝杯をあげたい気分なんだ。たださ、マスコミのせっかちさに反吐が出そうになるんだよね。

そういえばここんとこ村上春樹絡みの話題が続く。中央公論新社の亡くなった元の担当編集者が生原稿を古書店に売っぱらったなんて話題があったばかりだ。何でも100万円の値段がついていたとか。へ〜、そんな事があったんだって思っていたらいきなりノーベル賞って騒ぎ始めたからちょっとびくり。

読売新聞の今日の夕刊に「harukiの読まれ方」と題して記事があり各国からの村上作品の翻訳者を読んでシンポジウム『春樹をめぐる冒険」が行われた。四方犬彦は『文化的無臭性」と表現し韓国の金晴美は「ビートルズを聴いて英国人と意識しないように、春樹は日本という国籍を感じさせない。歴史的な問題もあって日本文学に対する抵抗感があったが、それを壊したのが春樹だった」。香港の梁氏は『日中関係への歴史的こだわりが感じられる。単にグローバル化に乗っている作家ではなく、アジアの視点を忘れていない」と述べている。

なるほどなぁ、そーいえば春樹小説には日本兵がよく出没する。それがまたなんともいえず小説シーンに奥行きを与えてわれわれをぞくぞくさせる。今回の芥川賞作家の絲山秋子は『海辺のカフカ」を読んで「こいつら人間じゃねぇ」と喝破したが、いえねぇ春樹はSF作家なもので作品はあくまでもSFなのです。
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| サッカー | 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
地下鉄で読み終える。
OKI透析で病院に行く前に「文教堂」で芥川賞受賞の絲山秋子の「沖で待つ」を購入。短編が二編で構成されていて前半は「勤労感謝の日」。これは去年「文学界」で発表されたときに読んでしまったものなので受賞作の「沖で待つ」を地下鉄有楽町線のなかで読み始めた。総合職で同期入社の男と女が福岡に配属になる。太っちゃんというのがその男のあだ名。太っちゃんはある日マンションの上階から自殺で飛びおりてきた男にぶつかって不運にも死んでしまう、なんたることだ。生前彼女は、もしどちらかが先に死んだらPSのハードディスクを壊すためにお互いのマンションの鍵を預ける約束をする。そして同僚の部屋に忍び込んで…。

16時半透析開始。-2.1で+600。18時夕食。「ドライカレー」19時半終了。

帰りの地下鉄有楽町線で読み終える。
| サッカー | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
「沖で待つ」の気配もない
Jリーグ王者ガンバ大阪対天皇杯覇者浦和レッズの闘いが国立競技場であった。浦和がガ大阪を3−1でこてんぱ。おうおうRED'S、丸坊主の小野が戻ってなんだかぴりっとしてきたぜ。ヴェルディにいたワシントンも加わってレッズの体裁もそこそこ大活躍系に変化してきたかな。

夕方、本屋にでかける。芥川賞の絲山秋子「沖で待つ」が昨日発売のはず。薄い単行本と聴いていたので「ドトール」へでもいって一挙に読んでしまおうと思っていたんだが。「TOBU BOOK STORE」には「沖で待つ」の気配もない。「ナルニア国物語」だの直木賞の東野圭吾の「なんとかX]本はどかどかと平積されているというのに。しょうがないので絲山秋子の長編インタビューが掲載されていた「文学界」を買って、「ドトール」で「エスプレッソ」しながら読んだ
| サッカー | 01:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
意味が無ければスイングはない
春樹印刷所から色校が届いた。ちゃっちゃとなおして直しを買ったばかりのCD-Rに焼いた。で、ぶらぶらと宅急便出しがてら「ドトール」へいって宮本輝の「にぎやかな水平線」を一時間ばかり読んで読了した。静かな沸きあがるような恋と微生物達の織りなすミクロの世界でくりひろげられている発酵の変化がクロスされてしかも現代の恋模様とはかけはなれた恋愛感情もおりこまれ「なにしとんじゃいワレ、じれったい」「押し倒さんかい」なんて不純な恋愛しかしてこない不埒な俺などはこの本、読むの失格かな。しかし読後感は地味ながら押し寄せる感情には圧倒されるものがあった。じ〜んともした。いい本だった。

帰りに本屋によると村上春樹の「意味が無ければスイングはない」を購入。
| サッカー | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
この受賞は嬉しい。
やったね!。大好きな作家絲山秋子さんが芥川賞を受賞した。ここ3〜4年彼女のホームページで「日記」を毎日読ませていただいていた。日記で「作家宣言」をされて「自信はある」「自信はある」「いい作品が書きたいだけ」と言い続け「イッツ・オンリー・トーク」で「文学界新人賞」。「袋小路の男」で川端康成文学賞受賞。そのあいだ芥川賞候補になること4回、直木賞候補1回とすっかり常連。さすがの俺も「今回が最後だよなぁ」と、思っていたしもういいんじゃないとも思っていた。しかも、デビュー作からほとんどの作品を読んでいるつもりだったのに受賞作の「沖で待つ」は読みはぐれた。去年の八月癌の手術をしてからなぜか「文芸誌」を買っていなかったし「文芸誌」を読む気力も無かった。たしか掲載は「文学界」。「沖で待つ」を一番速く読めるのは来月号の「文芸春秋」。それとも「成増図書館」へでも行って読むか。俺の絲山作品いちばんのお気に入りは「海の仙人」。なんともすっとぼけた人間達が繰り広げる乾いたドラマが素敵だったしなにかと評判の悪い「カッツオ」と叫んでいるおんなも魅力的だし「勤労感謝の日」の「のんだくれ女」も好きだ。極めつけは「袋小路の男」にでてくるおんな、おとこにとっちゃぁこれできまりでしょ。ここんとこ鬱鬱鬱鬱なことばかりだったのでほんとうにこの受賞は嬉しい。

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| サッカー | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
それを横で聴いていた俺小さい声で「俺も」
haruki「血液交換日」なので出がけに薬局と本屋に寄る。本屋では念願の村上春樹「東京綺譚集」(新潮社)を購入。月刊「新潮」掲載時に頭からの二編「偶然の旅人」と「ハナレイ.ベイ」は読んでしまっているので「日々移動する腎臓のかたちをした石」を成増から護国寺間の地下鉄有楽町線で読む。まぁまぁ「日々移動する腎臓」ってずいぶん忙しそうな腎臓だこと。たまたま腎臓癌でぶった切った後なんでこれもなんかの縁かしら。少壮作家とだれよりも高いところが大好きないい女の話だ。でも、やっぱり『ハナレベイ」が俺としては面白かったな。短編もそこそこだが俺としてはそろそろ長編が読みたいぞ。

大道珠貴の「ハナとウミ」は期待を裏切らない絶好調ぶり。新境地かもしれない。絶好調と言えばこの間の日曜日我が家の小学校一年生のお姫様の運動会であった。なんとリレーの選手で出てくれと担任から直接電話がかかってきたそうだ。おれは興味津々。我が家の家系には短距離早いやつは皆無である。七海は第七走者。はやいのはやくないのそりゃもう新幹線並みで一番前を駆け抜けていった。それをみていた我が娘。「うわぁ〜、気持ち良さそう。私も一回でいいからああいう風に走ってみたかった」それを横で聴いていた俺小さい声で「俺も」
| サッカー | 02:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
村上春樹の「東京綺談」品切れ中。
大道昨日「血液交換」にいく。その前に「TOBU BOOK STORE」によって村上春樹の「東京綺談」を購入しようとしたが、ありゃ?、ないよ。春樹様に失礼だろうが。「無礼者め!そこになおれ、ROJIさんが成敗してくれよう」とぷんぷん怒りながらレジへいくとブスな店員がぶっきらぼうに「売り切れです」っていいやんの。文芸書で売り切れなんてど〜せ一冊しか仕入れてなかったんじゃね〜の。とか思ったけど俺も大人だ、ここは黙って引き下がった。改めて書棚を眺め回していると「東武?今週のベストテン」とか言っちゃって売れ筋本が並んでいる。「細木のなんとか人の運命」とか訳の分からん本が並んでいる一角に驚いたね「東京綺談」が第2位の位置だよ。しかも売り切れで仕入れ中だって。いやいや、これは失礼。てなわけで周りを見回すと大道珠貴の「ハナとウミ」という新刊書に目が言った。俺、だいすきなんだ。大道珠貴とか絲山秋子、川上弘美といった女流文学者。文芸書に発表された大道のイタセクスアリス的な作品読んで一段とお熱が上がった俺はまよわず「ハナとウミ」を購入。で、「ドトール」へ行ってブレンド飲みながら読んだ。すばらしい。病院に行って透析中の三時間も読み続けた。これ、ええわぁ。


| サッカー | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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